〜北海道の川で釣果を伸ばす基本〜
トラウト釣りを始めたばかりの頃、
多くの人がこう思います。
「川には来たけど、どこに投げればいいかわからない」
実は、釣果の8割は“ポイント選び”で決まると言っても過言ではありません。
ルアーやロッドよりも先に、まず覚えるべきなのが
魚が着く場所の見極め方です。
この記事では、初心者がまず狙うべきポイントを、北海道の川を想定してわかりやすく解説します。
結論:流れが「変化している場所」を探せ
トラウトが好む場所には、共通点があります。
流れに変化があること
速い流れ → 遅い流れ 浅い場所 → 深い場所
こうした変化がある場所は、
トラウトにとってエサを待ちつつ体力を温存できる理想的なポジションです。

初心者が最優先で狙うべきポイント3選
① 淵(ふち)

川が急に深くなっている場所を「淵」と呼びます。
なぜ釣れる?
流れが緩く体力を使わない 大型トラウトが着きやすい
狙い方のコツ
いきなり中央に投げない まずは流れ込み付近から探る
初心者でも魚影が出やすく、
最初の1匹を狙うなら最適なポイントです。
② 流れ込み・落ち込み

段差や小さな滝の下にできるポイント。
なぜ釣れる?
上流からエサが自然に流れてくる 酸素量が多く魚が活発
初心者向け理由
魚が付きやすく反応が素直 小型〜中型がヒットしやすい
「ここはいそうだな」と直感でわかる場所は、
だいたい正解です。
③ 岸際のヨレ

本流の脇にできる、流れが緩んだ場所。
なぜ釣れる?
強い流れを避けて待機できる ルアーが自然に流れる
見極めポイント
水面が少し静か 泡や落ち葉が溜まっている
初心者が見落としがちですが、
実はかなり釣れるポイントです。
北海道の川で特に意識したいこと
北海道のトラウトはサイズが大きく、警戒心も強め。
そのため、以下のような場所をセットで探しましょう。
岸際のえぐれ 岩や倒木の影 人影が入りにくい場所
「魚が隠れられる場所」があるかどうかが、
釣果を左右します。
初心者がやりがちなNG行動
× 川の真ん中にフルキャスト
× 何も考えず歩きながら連投
× 流れも水深も見ずに投げる
大切なのは
魚が楽できる場所を想像すること
これができるようになると、
同じ川でも見え方が一気に変わります。
【まとめ】
初心者が最初に覚えるべきポイントは3つ。
✔ 流れの変化を見る
✔ 淵・流れ込み・岸際ヨレを優先
✔ 「魚目線」で考える
この考え方を身につけるだけで、
トラウト釣りは格段に楽しくなります。


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